ニュースマーケット・相場観
ドルが2カ月ぶり高値、円は2024年7月以来の安値に急落

外国為替市場で6月18日、ドルが主要通貨に対して2カ月ぶりの高値を付けた。アメリカ連邦準備制度理事会が利上げに傾いたとの見方からドル買いが膨らみ、円は対ドルで2024年7月以来となる160円台後半まで売られた。日本とアメリカの金利差が依然大きいことが円安を後押ししている。
円は一時1ドル=160円台後半まで下落し、東京市場では介入が警戒される水準に接近した。アメリカ連邦準備制度理事会が金融引き締めに前向きな姿勢を示したことで、低金利の円を売って高金利通貨を買うキャリートレードが活発化している。日本銀行が政策金利を1%に引き上げた後も、金利差は円安圧力を相殺するには至っていない。
ソシエテ・ジェネラルなど海外金融機関は、当面ドル高・円安が続くとの見方を示している。イラン戦争に伴う原油高もアメリカのインフレ期待を押し上げ、ドルを支える要因となっている。市場参加者は、日本の通貨当局がどの水準で介入に踏み切るかに神経をとがらせている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC