ニュースマーケット・相場観
米株式が反落、ダウ507ドル安、Fed利上げ観測が重し

6月17日のアメリカ株式市場は反落した。ダウ工業株30種平均は507ドル(0.98%)安、S&P500種株価指数は1.21%安、ハイテク株中心のナスダック総合指数は1.34%安で取引を終えた。アメリカ連邦準備制度理事会のウォーシュ新議長の記者会見中に株価は変動し、取引終盤に下げ幅を広げた。年内利上げの可能性が意識され、相場の重しとなった。
債券市場では2年物アメリカ国債利回りが16ベーシスポイント上昇し、4.21%と1年ぶりの高水準を付けた。利回り上昇は債券価格の下落を意味する。ドル指数は約1%上昇し、ほぼ1年ぶりの大幅高となった。高金利が長期化するとの観測がドルを押し上げた。一方、高金利局面で不利となる金は2%超下落した。
アメリカ連邦準備制度理事会は簡素化した声明文で、エネルギーの「供給ショック」を一因にインフレが「高止まり」していると指摘した。ウォーシュ議長は自身の金利予測を示さなかったが、委員18人のうち9人が年末までの利上げを必要と判断した。市場参加者は、新体制下での金融政策の不透明感を慎重に見極めている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNN