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米イラン協議がスイスで終結、原油輸出免除でブレント原油下落

アメリカとイランの協議が2026年6月22日、スイスで終結した。イランが原油と石油化学製品の輸出について制裁の免除を確保したと表明したことで、世界市場での供給不足への懸念が和らぎ、原油価格が下落した。ブレント原油先物は1.53ドル(1.90%)安の1バレル=79.04ドルまで下げた。
協議は波乱含みの幕開けとなり、取引開始時には原油価格が82.30ドルまで上昇する場面もあった。ドナルド・トランプ大統領がイランへの攻撃再開を警告し、イランがホルムズ海峡を再び封鎖したと発表したためだ。仲介役を務めたカタールとパキスタンは協議後、「前向きで建設的な雰囲気」で終了し、60日間の期限内の最終合意を目指す高官級委員会を設置すると共同声明で発表した。
原油価格は前週、湾岸に滞留していた積み荷の放出や、アメリカによるイラン産原油への制裁解除の可能性を背景に8%超下落していた。一方でING のアナリストは、より恒久的な合意に向かう道のりは困難で、60日間の停戦期間中に敵対行為が再燃する現実的なリスクがあると指摘した。