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金価格が2週間ぶり安値、ドル高と利上げ観測で安全資産の魅力後退

国際金市場で6月23日、金スポット価格が前日比1.7%安の1オンス4,121ドルまで下落し、一時は6月11日以来の安値となる4,090ドルをつけた。アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測を背景にドルが1年ぶりの高値をつけ、利息を生まない金の魅力が薄れた。先週のFRB会合以降、金は3%超下落している。
特筆すべきは、地政学リスクへの反応が鈍化している点である。スイスでのアメリカとイランの和平協議をめぐる不透明感にもかかわらず、金市場では従来のような安全資産買いがほとんど見られなかった。マクロの金融要因が地政学リスクプレミアムを上回る構図が鮮明になっている。
スタンダードチャータード銀行のスーキ・クーパー氏は、市場が心理的節目の1オンス4,000ドルを支持線とみていたものの、値上がり局面での売りに転じたと指摘した。Deutsche Bankは、FRBが利上げを見送れば第4四半期に4,800ドルへ向かう一方、3〜4回の利上げが織り込まれれば3,800ドル近辺まで下落しうるとの見方を示した。銀やプラチナも軒並み下落した。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC / Reuters