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Qualcomm、AIソフト企業を39億ドルで買収 データセンターCPU投入しNVIDIAに挑戦

通信半導体大手のQualcommは6月24日、米ニューヨークで開いた投資家向け説明会で、人工知能ソフトウエア企業のModularを約39億ドルの全額株式交換で買収すると発表した。Modularのソフトは人工知能モデルをプロセッサーごとの専用コードなしに様々なチップ上で動かせるもので、NVIDIAの「CUDA」が築いてきた事実上の囲い込みに正面から挑む狙いがある。
同社は同時に、データセンター向けの新型CPU「Dragonfly C1000」を発表し、Metaを最初の主要顧客として獲得したことも明らかにした。250コア超、5ギガヘルツ超の周波数を備え、2028年後半からMetaの次世代サーバーに供給される。Qualcommはスマートフォン向けで培った省電力技術を、電力が制約となるデータセンター市場で武器にできるとしている。
買収完了は2026年後半を見込む。データセンター事業からの本格的な収益貢献が2028年後半まで先になることや、買収による希薄化が嫌気され、発表当日のQualcomm株は5%超下落した。一方、Modularとの組み合わせで、エッジからクラウドまでを貫く半導体に依存しない計算基盤を構築できるかが、今後の成否を左右する。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters / CNBC