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金、四半期ベースで13年ぶり最大の下落 利上げ観測が重し

金相場が2026年第2四半期に大幅に下落し、13年ぶりとなる四半期ベースの最大の落ち込みを記録した。7月1日のアジア時間には1トロイオンス=4000ドルを割り込む水準で推移した。アメリカの利上げ観測が強まり、金利を生まない金にとって逆風となっている。
下落の背景には、アメリカ連邦準備制度理事会が高インフレ抑制のため追加利上げに動くとの観測がある。クリーブランド連銀総裁が人工知能関連投資がインフレを助長していると警告するなど、当局者からタカ派的な発言が相次いだ。国債利回りの上昇も、金の投資妙味を低下させた。
一方で、金の需要そのものは底堅い。各国の中央銀行がアメリカ経済のリスクを警戒し、ドルを売って金を買う動きを強めているとの指摘もある。Goldman Sachsは、政府部門の需要が価格を押し上げるとして、2026年末に向けた強気の目標を維持している。四半期の下落と長期的な強気シナリオが交錯する展開となっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters