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イギリス格安航空easyJet、米投資会社Castlelakeが55億ポンドで買収合意

イギリスの格安航空会社easyJetは7月5日、アメリカの投資会社Castlelakeによる買収提案に大筋で合意したと発表した。1株6.90ポンドの現金による提案で、完全希薄化ベースでの企業価値は55億ポンド(約73億ドル)に上る。Castlelakeにとって5回目の提案でようやく取締役会の承認を得た形で、easyJetはこれまでの提案を「極めて日和見的」と批判していた。
提案価格は、Castlelakeが買収の意向を英当局に開示した5月29日の終値に対し73%のプレミアムとなる。イランをめぐる戦争で燃料価格が高騰し、需要低迷に苦しむなかでの合意で、ヨーロッパの航空業界に再編の波を呼ぶ可能性がある。Castlelakeは規制対応のため、欧州連合(EU)の国籍を持つ元マレーシア航空最高経営責任者(CEO)のピーター・ベリュー氏らと組み、買収主体の株式の過半を保有する構成をとる。
easyJetは1995年に創業され、ヨーロッパ38カ国で355機を運航し1200を超える路線を持つが、新型コロナウイルス禍からの回復に苦戦してきた。創業者の英キプロス系実業家ステリオス・ハジ=イオアヌ氏は今も家族と合わせて約15%を保有する筆頭株主だ。イギリスの企業合併・買収(M&A)市場は、ロンドン上場企業の割安な評価が買い手を引き寄せ、2026年に過去最高を更新する勢いにある。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters / Bloomberg