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ブレント原油が8%近く急騰し90ドル台へ、中東での空爆再開が供給不安を再燃
7月29日の原油市場でブレント原油先物は8%近く上昇し、1バレル90ドル近辺まで値を戻した。WTI原油先物も84ドル台へ上昇した。取引時間中の時点ではブレント原油が5ドル70セント高の89ドル79セント、WTI原油が4ドル94セント高の84ドル20セントとなり、いずれも2週間以上ぶりの大幅な上げ幅を記録した。
上昇の直接の要因は中東での大規模な空爆再開である。アメリカとサウジアラビアはイラクでイランが支援する武装勢力への攻撃を実施し、サウジアラビアの石油施設への無人機攻撃への報復と説明した。これに先立ちイランは、ホルムズ海峡を航行する船舶とヨルダンのアメリカ軍基地に対して攻撃を行っている。イラン側は海峡の航行管理権を引き続き主張している。
需給面でも支援材料が重なった。業界データによるとアメリカの原油在庫は減少しており、需給の逼迫が意識された。ホルムズ海峡経由の出荷が細るなか、供給停止の長期化を織り込む動きが再開した形である。日本を含むアジアの輸入国にとっては調達コストの上昇が続く展開となり、企業収益と物価の双方に圧力がかかる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC