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ADNOC Gasの4-6月期純利益が半減、それでも82億ドルのガス開発に最終投資決定

アラブ首長国連邦の国営石油会社傘下で天然ガス事業を担うADNOC Gasは10日、2026年4月から6月期の純利益が6億6460万ドルとなり、前年同期の13億9000万ドルからほぼ半減したと発表した。売上高は31億1000万ドルで、前年同期の46億6000万ドルから減少した。
減益の主因はホルムズ海峡の閉鎖に伴う輸出の停滞と、戦闘による設備損傷である。それでも純利益は会社側が示していた4億ドルから6億ドルという見通しの上限を上回った。国内向けガス販売が堅調に推移し、硫黄事業も収益を下支えした。四半期配当は9億4000万ドルを承認している。戦闘で損傷した主力処理拠点は2027年初めまでにフル稼働に戻る見通しだ。
ADNOC Gasは同時に、天然ガス処理能力を拡張するリッチガス開発計画の第2段階と第3段階について最終投資決定を行い、設計・調達・建設の契約を発注した。投資規模は82億ドルにのぼる。ホルムズ海峡を経由しない新たな液化天然ガス輸出拠点の検討も進めており、地政学リスクを織り込んだ供給網の再設計を急いでいる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters