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サムスン系保険2社がロンドンの特殊保険会社を約15億ドルで買い増しへ

韓国のサムスングループ系保険2社が、ロンドンを拠点とする特殊保険会社Canopiusの追加取得に動く。Korea Economic Dailyが3日報じた内容をReutersが伝えた。サムスン火災海上保険とサムスン生命保険が新たに50%分を取得する見通しで、金額は2兆ウォン超、約14億7000万ドルにのぼるという。両社は現在40%を保有しており、取得が実現すれば支配権を握ることになる。
売却側にはアメリカの資産運用会社Centerbridge Partnersを含む主要株主が並ぶ。取得資金はサムスン電子からの配当で賄う計画とされる。サムスン電子は4〜6月期に過去最高の営業利益を計上しており、両保険会社は世界最大の半導体メモリー企業の主要株主として、その恩恵を海外展開の原資に振り向ける構図となる。
Canopiusはロイズ市場で事業を展開する特殊保険会社で、テロ、誘拐、戦争、美術品といった通常の保険では引き受けが難しいリスクを扱う。韓国の保険市場が成熟し国内での成長余地が限られるなか、大手各社は海外の特殊保険分野へ活路を求めてきた。サムスン火災海上保険はCanopius株から今年上半期に1685億ウォンの利益を得ており、前年同期比で247.6%増加した。国内市場の飽和に直面する日本の金融機関にとっても、参考になる資本配分の事例といえる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters