ニュースマーケット・相場観
財務官が為替に警戒継続 アメリカ当局と「絶えず連絡」

三村淳(みむらあつし)財務官は9月4日、外国為替市場の動向に引き続き警戒していると述べた。記者団に対し「アメリカ当局とは絶えず連絡を取り合っている」と語り、当局が市場を注視する姿勢を維持していることを強調した。発言後、ドルは1ドル155円30銭台まで水準を切り下げた。
三村財務官は前日の9月3日にも、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれたノースカロライナ州アッシュビルから帰国した後、記者団に足元の相場について「満足も安心もしていない」と述べていた。「高度な警戒態勢を維持している」とも語り、当局がレートチェックを実施したかどうかを問われた際にはコメントを避けた。
前日の市場ではドルに対して円が2%上昇し、当局が円買い介入に踏み切ったのではないかとの観測が広がった。ただし公式な確認はなく、市場関係者の多くは日本銀行の追加利上げ観測の高まりを主因とみている。三村財務官はG20の場で日本の為替に対する考え方を説明し、各国から基本的な理解を得られたとの認識も示した。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters