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ASICS、700億円の自社株買いと2500万株の自己株式消却を決定

スポーツ用品大手のASICSは9月9日、上限を700億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得上限は発行済株式総数から自己株式を除いた数の2.82%にあたる。あわせて自己株式2500万株を消却する方針も明らかにした。
自社株買いと消却を組み合わせることで、1株当たり利益や自己資本利益率の改善を図る狙いがある。将来的な株式の希薄化に対する懸念を取り除き、株主還元を重視する姿勢を明確に示す構えだ。
ASICSはランニングシューズを軸に北米やヨーロッパ、アジアで販売を伸ばしており、時価総額は約2兆9000億円規模に達している。日本の上場企業の間では、資本効率の改善を求める投資家からの圧力を背景に、自社株買いと消却をセットで実施する動きが広がっている。今回の規模は同社の過去の取得枠を大きく上回る。