ニュースマーケット・相場観
円が7カ月ぶり高値圏で推移、投機筋は2月以来の買い越しに転換

外国為替市場で14日、円相場は1ドル=153円台半ばで推移し、先週つけた7カ月ぶり高値の152円89銭に迫る水準を保った。今週はアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が16日、日本銀行が18日に政策を決める見通しで、主要中央銀行の判断が集中する週として市場の警戒感が高まっている。
円は9月に入って約4%上昇した。日本銀行が利上げのペースを速めるとの観測に加え、国内投資家による海外資産からの資金回帰への思惑が背景にある。投機筋の円のポジションは2月以来初めて買い越しに転じ、市場心理の転換を示す材料となった。
市場では0.25%の利上げはほぼ織り込み済みとの見方が多く、円がさらに上昇するには追加利上げを続ける姿勢を明確に示す必要があるとの指摘が出ている。一方、10月や12月の利上げを示唆しなければ1ドル=157〜160円へ円安が戻るとの警戒も出ている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters