ニュースマーケット・相場観
円が対ドルで上昇、主要10通貨で首位 相次ぐ当局けん制と四半期末需要

30日の外国為替市場で円が対ドルで上昇し、Bloombergによると、アジア時間の午前に一時0.6%高の1ドル=156円38銭をつけた。主要10通貨の中で最も値上がりし、政府による相次ぐ円安けん制と四半期末の資金フローが円を支えた。
片山さつき(かたやまさつき)財務相は29日、円の過小評価は一般的に問題だとの認識を示し、25日のアメリカのベッセント財務長官との電話会談で日本とアメリカの連携強化で一致したと説明した。市場では当局による為替介入への警戒感が改めて強まっている。
10月30日には日本銀行の金融政策決定会合が予定され、追加利上げ観測も円の下支え要因となっている。四半期末の需給が一巡した後も、当局の発言や介入の有無が円相場の方向性を左右する局面が続きそうだ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg