ニュースマーケット・相場観
9月の輸出16.7%増、13カ月連続も予想に届かず 上半期の貿易赤字は2兆8100億円

財務省が21日に発表した9月の貿易統計によると、輸出は前年同月比16.7%増と13カ月連続で増えた。人工知能向けの半導体や関連製品の需要が支えたが、市場予想の20.1%増には届かず、8月の19.3%増から伸びが鈍った。輸入は18.9%増だった。
貿易収支は5366億円の赤字で、5カ月連続の赤字となり、予想の1810億円の赤字を大きく上回った。4〜9月の上半期では、輸出が18.4%増の63兆5000億円、輸入が20.4%増の66兆3000億円といずれも過去最高で、赤字は2兆8100億円に膨らんだ。
イランでの戦争でホルムズ海峡の通航が難しくなり、原油の輸入価格が跳ね上がったことが響いた。円安も輸入の負担を重くしている。半導体関連の企業には追い風が続く一方、原材料やエネルギーを輸入に頼る企業はコストの上昇に備えたい。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters、AP