2026/01/28の経済ニュース10選 - S&P500最高値も明暗くっきり ユナイテッドヘルス20%急落 GM9%急騰

2026年1月28日 MBI経済ニュース編集部

2026年1月28日の経済ニュースをお届けします。ASMLが過去最高の業績を達成し自社株買いを発表、EUとインドの自由貿易協定締結により新たな経済圏が形成されることが期待されます。一方、ユナイテッドヘルスは30年ぶりに減収見通しを発表し、株価が急落するなど、金融市場に影響が広がっています。

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2026/01/28の経済ニュース10選 - S&P500最高値も明暗くっきり ユナイテッドヘルス20%急落 GM9%急騰(動画)

1. ASML、過去最高業績を達成—120億ユーロの自社株買い発表

業界・トレンド ・ 出典:ASML公式発表、Stock Titan

半導体製造装置最大手のASMLは28日、2025年通期決算を発表し、売上高327億ユーロ、純利益96億ユーロといずれも過去最高を記録した。第4四半期は売上高97億ユーロを計上し、次世代の高NA(高開口数)EUV露光装置2台分の売上を含む好調な業績となった。 同社のクリストフ・フーケCEOは「顧客各社がAI需要の持続性に自信を深めており、中期的な設備投資計画を大幅に上方修正している」と述べた。TSMCが2026年の設備投資を540億ドル…

2. EU・インドFTA締結—米通商代表「インドが最大の勝者」と言及

国際・政策 ・ 出典:Business Today

27日に締結された欧州連合(EU)とインドの自由貿易協定(FTA)について、アメリカのジェイミーソン・グリア通商代表は28日、「インドがこの協定で最大の勝者だ」と発言した。同氏は「インドは低コストの労働力を持っており、この協定でEU市場への参入と移民の機会を得た」と指摘している。 20年にわたる交渉の末に実現したこのFTAは、20億人規模の自由貿易圏を創設し、世界GDPの約25%、国際貿易の約3分の1を占める巨大経済圏となる。インドか…

3. ユナイテッドヘルス株が20%急落—30年ぶりの減収見通しで市場震撼

マーケット・相場観 ・ 出典:CNBC、Bloomberg、Fortune

アメリカ最大の医療保険会社ユナイテッドヘルス・グループの株価が27日、約20%急落し、1日で約600億ドルの時価総額が消失した。同社が発表した2026年の売上高見通しが4390億ドル超と、前年比約2%減少する見込みを示したことが嫌気された。 減収見通しは1980年代後半以来、約30年ぶりとなる。同社のスティーブン・ヘムズリーCEOは「事業の適正化を進めている」と説明したが、アナリスト予想の4540億ドルを大きく下回る数字に市場は失望し…

4. GM好決算で株価9%急騰—60億ドル自社株買い・配当20%増を発表

経営・戦略 ・ 出典:Trading Economics、各社報道

ゼネラル・モーターズ(GM)は27日に発表した2025年第4四半期決算で、1株当たり利益2.51ドルを計上し、アナリスト予想の2.20ドルを上回った。これを受けて同社株は8.8%急騰し、市場をリードする上昇を見せた。 同社は2026年の業績見通しも強気で、調整後EBITを130億〜150億ドル、1株当たり利益を中央値で12ドルと予想。アナリスト予想を上回るガイダンスを示した。さらに60億ドル規模の自社株買いプログラムと、四半期配当の2…

5. S&P500が史上最高値を更新—テック株主導で上昇継続

マーケット・相場観 ・ 出典:Trading Economics

27日のアメリカ株式市場で、S&P500種株価指数が0.5%上昇して史上最高値を更新した。ナスダック総合指数も1%上昇し、大型テクノロジー株がけん引する形で強気相場が継続している。マイクロソフトが2.2%、アップルが1.1%上昇したほか、半導体株も軒並み高となった。 半導体セクターではマイクロンが5.4%、ブロードコムが2.4%上昇。AI需要の持続性と堅調な設備投資期待を背景に、買いが集まった。前日のDeepSeekショックで急落した…

6. TikTok訴訟が和解成立—SNS依存症裁判でMeta・YouTubeが被告に

経営・戦略 ・ 出典:各社報道

SNS依存症をめぐる画期的な訴訟で、TikTokが27日に和解に合意した。28日から予定されていた陪審員選定を前に、急転直下の決着となった。原告は10歳からTikTok依存となり、うつ病や自殺願望に苦しんだと主張する19歳のカリフォルニア州女性。和解条件は非公開。 Snapも20日に同様の訴訟で和解しており、裁判はMeta(インスタグラム)とYouTubeを被告として進行する。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOやインスタグラム責任…

7. ドル指数が4年ぶり安値—トランプ大統領「懸念していない」

マーケット・相場観 ・ 出典:Trading Economics

ドル指数(DXY)が28日、96まで下落し、2022年2月以来約4年ぶりの安値を記録した。4営業日連続の下落となり、安全資産への需要が高まる中、金価格の上昇にも寄与している。 トランプ大統領はドル安について「懸念していない」「下落幅は大きくない」と述べ、政権がドル安を容認する姿勢を示唆した。ドル安は輸出競争力の向上に寄与するとの見方があり、政権の通商政策と整合的とみられている。 一方、アメリカとイギリスによる協調的な為替介入の可能性も…

8. FRB政策決定を注視—金利据え置き確実視、後任人事にも注目

国際・政策 ・ 出典: CBS News、CNBC、PBS

FRB(米連邦準備制度理事会)は27〜28日に開催中の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の据え置きを決定する見通しだ。CME FedWatchによると、市場は97%以上の確率で現行の3.50〜3.75%維持を織り込んでいる。 28日午後2時(アメリカ東部時間)に声明が発表され、同2時半からパウエル議長の記者会見が予定されている。市場の関心は次回以降の利下げ時期に移っており、2026年中に2回の利下げを予想する見方が多い。 一方…

9. スターバックスQ1決算発表—「Back to Starbucks」戦略の成果検証へ

経営・戦略 ・ 出典:Starbucks IR、各社報道

スターバックスは28日午前7時45分(アメリカ東部時間)に2026会計年度第1四半期決算を発表する。アナリスト予想では1株当たり利益0.59ドル(前年同期比14%減)、売上高96.4億ドル(同2%増)が見込まれている。 同社は2025年9月にブライアン・ニコルCEOが就任して以降、「Back to Starbucks」戦略を推進。前四半期には7四半期ぶりとなるグローバル既存店売上高の増加を達成し、回復の兆しを見せている。今回の決算では…

10. テック大手決算週間—AI設備投資の継続見通しに市場注目

業界・トレンド ・ 出典:The National、MarketScreener

28日は大手テクノロジー企業の決算発表が相次ぐ「スーパーウェンズデー」となる。マイクロソフト、Meta、テスラが28日の取引終了後に四半期決算を発表し、29日にはアップルが続く。来週にはアルファベットとアマゾンも控えている。 市場の最大の関心事はAI関連の設備投資動向だ。ガートナーの予測によると、2026年のAI関連支出は前年比44%増の2.5兆ドルを超える見通し。ゴールドマン・サックスは、主要ハイパースケーラーの2026年設備投資を…

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