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FRB12月利下げ観測が急後退、市場は政策見通しに揺れる

米連邦準備制度理事会(FRB)の12月利下げ観測が急速に後退している。11月20日に発表された9月雇用統計が予想を大幅に上回る11万9000人増となり、労働市場の底堅さが改めて確認されたことで、FF金利先物市場での12月利下げ確率はほぼ100%から40%台まで急低下した。
FRB高官からもタカ派的な発言が相次いでいる。カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は「追加利下げは労働市場の亀裂修復には限定的な効果しかない」と慎重姿勢を示し、ボストン連銀のコリンズ総裁も「追加緩和はインフレ目標2%の達成を鈍化させるリスクがある」と警告した。パウエル議長は先月の記者会見で「12月利下げは確実ではない」と述べており、インフレ再燃リスクと労働市場の下振れリスクの間で政策判断が難しくなっている。政府閉鎖の影響で10月の雇用統計は発表されず、FRBは12月9〜10日のFOMC会合で限られたデータをもとに判断を迫られる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg、CNBC