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新興国債券に投資家の関心 一部は米国より安全との見方も

グローバル債券投資家の間で、一部の新興国市場が先進国よりも安全な投資先であるとの見方が広がっている。ブルームバーグが11月30日に報じた。これは資産クラスの次の上昇局面の布石となる重要な変化である。
この傾向が最も顕著なのは、AA格付けのアラブ首長国連邦、カタール、台湾、韓国、チェコなどの国債・社債だ。これらの国々は今年、同格付けの先進国債券を上回るトータルリターンを、ドル建ておよび現地通貨建ての双方で達成している。一部の新興国ではドル建て借入コストが米国債に迫る水準まで低下している。
長年「世界で最も安全な市場」と見なされてきた米国債に対する信頼が揺らぐ中、投資家は代替的な安全資産を模索している。米国では財政赤字の拡大と政策の不確実性が懸念材料となっている一方、健全な財政を維持し安定した経済成長を遂げている新興国が再評価されている。この動きは、グローバル債券市場における資本フローの構造的変化を示唆している可能性がある。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg