ニュースマーケット・相場観
米新規失業保険申請件数が急増、パンデミック以来最大の増加幅

米労働省が発表した12月6日週の新規失業保険申請件数は23万6000件となり、前週から4万4000件増加した。増加幅は2020年3月のパンデミック初期以来最大で、市場予想の22万3000件を大幅に上回った。
前週の感謝祭を含む週には申請件数が19万1000件と3年以上ぶりの低水準まで落ち込んでいたが、祝日明けの反動で急増した。カリフォルニア州(+1万4499件)、イリノイ州(+1万1207件)、ニューヨーク州(+1万600件)など複数の州で大幅な増加が見られた。
一方、継続受給者数は11月29日週で183万8000件と前週から9万9000件減少し、4月以来の低水準となった。労働市場の全体的な健全性は維持されているものの、解雇ペースの鈍化と新規採用の減速が続いている状況を示唆している。FRBが利下げを実施した翌日のデータ発表となり、今後の金融政策判断にも影響を与える可能性がある。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg、米労働省