ニュースマーケット・相場観
銀価格、史上最高値圏の62ドル台を維持

銀先物価格が1オンス62ドル台を維持し、史上最高値圏での取引が続いている。週初に一時64.64ドルまで急騰した後、利益確定売りで調整したものの、年初来で約112%の上昇を記録する歴史的な強気相場が継続している。
上昇の背景には複数の要因がある。FRBによる今週の0.25%利下げに加え、パウエル議長が追加利上げの可能性を否定したことで貴金属市場に資金が流入。ETFへの堅調な買い付けと小売需要の増加も相場を下支えしている。
特に太陽光発電パネル、電気自動車(EV)、AIデータセンター向けの産業需要が構造的な価格上昇要因となっている。シルバー協会は2025年も市場が大幅な供給不足になると予測しており、投資家の間では銀を「次世代金属」として長期的に評価する動きが広がっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters / Trading Economics