ニュースマーケット・相場観
銀価格急落、年末に5%超下落も年間162%上昇で記録的な年に

銀価格は31日、1オンス72ドル台まで下落し、前日比5%超の急落となった。29日には一時86ドル超の史上最高値を記録した後、5年ぶりの大幅下落で73ドル台まで売られるなど、年末にかけて激しい値動きとなった。
急落の背景には、CMEグループによる証拠金引き上げ(2週間で2度目)と年末の利益確定売りがある。ただし年間では162%上昇と、金の66%を大きく上回る記録的なパフォーマンスを達成した。太陽光パネルやEV、データセンター向けの産業需要拡大と、供給逼迫が価格を押し上げた。
中国が2026年1月から銀を含む金属輸出にライセンス制を導入することも、供給懸念を高めている。テスラのイーロン・マスク氏はSNSで「これは良くない。銀は多くの産業プロセスに必要だ」と警戒感を示した。アナリストは2026年も需給逼迫が続くと予想している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Trading Economics