ニュースマーケット・相場観
米株急落、グリーンランド問題で2%超下落

アメリカの株式市場は1月20日、トランプ大統領がグリーンランド取得に絡みヨーロッパ8か国への関税を警告したことで急落した。S&P500は2.06%下落し、2026年の上昇分を帳消しにした。ダウ平均は870ポイント超(1.76%)下落、ナスダックは2.4%安となった。
市場の混乱は、デンマークの年金基金がアメリカ国債の保有縮小を計画しているとの報道でさらに加速した。投資家はヨーロッパがアメリカの債券・株式の大量保有を報復手段として活用する可能性を懸念している。VIX(恐怖指数)は11月以来の高水準となる20.99まで急上昇した。
トランプ大統領は2月1日から10%、6月1日から25%の関税をNATO加盟8か国に課すと警告している。ベセント財務長官はダボスで「グリーンランド取得は戦争を未然に防ぐ」と擁護したが、市場の不安は収まっていない。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Yahoo Finance