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NY連銀報告、アメリカのクレジットカード債務が過去最高1.28兆ドルに

ニューヨーク連邦準備銀行が10日発表した四半期家計債務報告によると、2025年第4四半期のアメリカのクレジットカード残高が前期比440億ドル増の1兆2800億ドルとなり、過去最高を更新した。前年同期比では5.5%の増加で、家計全体の債務総額も18兆8000億ドルに達している。
NY連銀の研究者は記者向け説明会で「K字型経済の兆候が見られる」と指摘。債務管理会社Achieveの調査では、カード保有者の55%が食料品や光熱費といった生活必需品の支払いにクレジットカードを使用していることが判明した。低所得地域では延滞率が全国平均を大きく上回っており、富裕層と低所得層の経済格差が拡大している実態が浮き彫りとなった。
一方、クレジットカードの延滞率自体は高水準ながら横ばいに転じる兆しも見られ、全体としては劇的な悪化ではないとの見方もある。トランプ大統領はクレジットカード金利に一時的な10%の上限を設ける案を提唱しているが、銀行業界は強く反発しており、政策実現の見通しは不透明だ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC