ニュースマーケット・相場観
ゴールドマン、2026年中国経常収支黒字見通しを上方修正 GDP比4.3%に

ゴールドマン・サックスは15日、2026年の中国の経常収支黒字予測をGDP比4.3%に引き上げた。従来予測の4.1%から上方修正した形で、2025年10-12月期にモノとサービスの貿易黒字が過去最高を記録したことを反映している。エコノミストのヤン・ユーティン氏らによるレポートで明らかにした。
2025年通年の経常黒字はGDP比3.7%に達し、同社の従来予測3.5%を上回った。アメリカのトランプ政権による関税政策の影響で世界的な貿易構造が変化するなか、中国企業が東南アジアやメキシコなどへの迂回輸出を拡大していることが黒字拡大の一因とみられる。
経常黒字の拡大は人民元の下支え要因となる一方、アメリカとの通商摩擦の新たな火種となる可能性も指摘されている。2月20日に予定される米最高裁のIEEPA関税合憲性判断を控え、米中貿易関係の行方に注目が集まる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg