ニュースマーケット・相場観
日経平均151円安、GDP弱めが重荷 好業績株に局地的な買い

16日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前営業日比151円安で取引を終えた。朝方に発表された2025年10〜12月期GDPが市場予想を大幅に下回ったことが投資家心理を冷やし、幅広い銘柄に売りが広がった。前週の衆院選で自民党圧勝を受け海外勢の買いが続いていた相場の上昇に、一服感が出た格好だ。
一方、決算発表が本格化する中で好業績銘柄への個別物色は活発だった。この日決算を発表したブリヂストンやロイヤルホールディングスなど注目企業の結果を見極めようとする動きも相場を下支えした。為替市場ではドル円が153円台で推移し、GDP結果を受けた円安圧力とポジション調整の円買いが交錯した。
市場関係者の間では、夕方に予定されている高市首相と植田日銀総裁の会談への関心が高い。積極財政を志向する高市政権と金融正常化を進める日銀との政策協調の行方が、今後の相場の方向性を左右するとの見方が広がっている。