ニュースマーケット・相場観
NY株、関税違憲判決受け上昇で週間プラス――ナスダックは5週ぶり反発

20日のニューヨーク株式市場は、最高裁のトランプ関税違憲判決を受けて上昇した。S&P500種は前日比0.69%高の6909.51で引け、ダウ工業株30種は230.81ドル高(0.47%高)の4万9625.97。ナスダック総合は0.9%上昇し、5週間ぶりの週間プラスを記録した。
アマゾンが2%高、アルファベットが約4%高と大型テック株がけん引した。関税負担の軽減期待に加え、最大1750億ドルとされる関税還付への思惑が小売・製造業セクターの追い風となった。朝方はGDP速報値の大幅な下振れ(1.4%)やコアPCE物価指数の上振れ(3.0%)を受け200ポイント超のマイナスとなる場面もあったが、判決後に買いが優勢となった。
ただし取引時間後にトランプ大統領が新たな10%一律関税を署名したことで、来週以降は関税リスクの再評価を迫られる展開となりそうだ。市場関係者の間では「判決は不透明感を一つ除去したが、新たな政策リスクが即座に浮上した」との見方が支配的で、ボラティリティの高い相場環境が続くとの見通しが広がっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC / Yahoo Finance