ニュースマーケット・相場観
ゴールドマンCEO「市場が戦争を消化するには数週間かかる」

ゴールドマン・サックスのデビッド・ソロモンCEOは4日、オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー主催のビジネスサミットで講演し、中東紛争に対する金融市場の反応がこれまで「穏やか」であることに驚きを示した。市場が戦争の短期的・中期的な影響を十分に織り込むには「数週間かかる」との見方を示した。
ソロモン氏は、地政学イベントに対する市場反応は経済成長に直接影響しない限り落ち着いた傾向があるとしつつも、累積的な影響が今後一気に表面化するリスクに言及した。一方で「中東の状況を脇に置けば、緩和的な金融サイクルや規制緩和など、アメリカ経済には強力なマクロの追い風がある」と述べ、アメリカ経済の成長軌道に自信を示した。
同氏はまた、アメリカ経済が2026年に「やや過熱気味」になる合理的な可能性があり、インフレがコンセンサス予想を上回る恐れもあると指摘。AIが短期的にはホワイトカラーの雇用を混乱させるものの、長期的には労働力不足の解消には至らないとの見解も述べた。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters / Bloomberg