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UAゼンセン春闘、すでに妥結の組合で賃上げ率が昨年実績を上回る

繊維・流通・化学など幅広い産業の労組を束ねるUAゼンセンは6日未明、2026年春季労使交渉の決起集会を開き、すでに個別交渉で妥結した組合では賃上げ率が昨年の実績を上回っていることを明らかにした。春闘の回答集中日(3月中旬)を前に、早期妥結組合でも5%超の賃上げが実現しつつある。
UAゼンセンは約1,700の加盟組合・約200万人の組合員を有する国内最大規模の産別組合の一つで、その動向は春闘全体の相場形成に影響を与える。物価上昇が続く中、実質賃金のプラス転換に向けてベースアップ要求を積み増した組合が多い。電機連合が過去最高水準の賃上げ要求を掲げるなど、今年の春闘は官民挙げて「賃上げの定着」を追求する局面にある。
一方で、日本商工会議所会頭がイラン情勢を踏まえ「インフレと円安がダブルだと大変」と懸念を示すなど、中東リスクが賃上げムードに水を差すとの見方も出ている。賃上げの広がりを確認したい日銀や政府にとって、春闘の回答集中日が重要な分水嶺となる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:テレビ朝日 / 日本経済新聞