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FRBが2会合連続で政策金利3.75%据え置き パウエル議長「4月利上げも選択肢」、利下げ観測後退

アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は2026年3月18日(日本時間19日)のFOMC(連邦公開市場委員会)で、政策金利(フェデラルファンド金利)を3.50〜3.75%のレンジで据え置くことを決定した。2会合連続の据え置きで、中東情勢に起因する原油急騰がインフレ見通しを一段と押し上げている点を強調した。
パウエル議長は会見で「原油高を非常に懸念している」と述べ、FOMCの金利見通し(ドットチャート)では2026年内の利下げ予測を従来の2回から1回に引き下げた。さらに「4月会合での利上げの可能性も議論に上った」と踏み込み、市場の予想を超えるタカ派姿勢を示した。これを受けてNYダウは768ドル安と急落し、米国株は全面安となった。
FOMCの声明では「インフレは引き続き高止まりしている」と明記し、政策スタンスとして「不確実性が高い」と指摘。中東情勢が悪化する中でスタグフレーション懸念も高まっており、市場関係者の間では「年後半まで利下げは困難」との見方が広がっている。