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中国の対日レアアース輸出が規制強化後に2割減 1月統計で判明

2026年3月20日、中国が実施したレアアース(希土類)の輸出規制強化後初となる2026年1月の貿易統計が明らかになり、中国から日本向けのレアアース輸出量が前年同月比で約20%減少したことが確認された。中国は2025年末に輸出管理対象品目を拡大し、電動車のモーターや精密機器に不可欠なネオジム・ジスプロシウムなどの希土類に対する輸出許可申請を厳格化していた。ストレーツ・タイムズ(シンガポール)など複数の海外メディアが同日、この統計を取り上げた。
レアアースは電気自動車、風力発電機、半導体製造装置の核心部材であり、日本の主要製造業への影響は広範に及ぶ。中国は世界のレアアース生産量の約60%、精製能力の90%近くを握る。日本政府は長年、代替調達先の確保とリサイクル技術の開発に取り組んできたが、短期的な代替は依然難しいのが実情だ。
この事態を受け、日米は今回の首脳会談で南鳥島海域のレアアース共同開発に向けた文書を締結した。豪州やカナダとも資源確保交渉を加速させており、脱中国依存に向けたサプライチェーン再構築が日本の産業政策の最重要課題として急浮上している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:The Straits Times / 共同通信