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マッカリー「6月まで続けば原油200ドル」主要銀行が相次ぎ見通し引き上げ

オーストラリアの大手金融機関マッカリー・グループは、イラン戦争がホルムズ海峡閉鎖とともに6月まで継続した場合、原油価格が1バレル200ドルに達する可能性があると警告した。同社はこのシナリオの確率を40%と試算しており、残り60%のシナリオでは今月末までに戦争が終結するとしている。マッカリーはWTI(テキサス産軽質原油)の2026年通年平均見通しを1バレル58ドルから83ドルに大幅に引き上げた。
世界の主要金融機関が相次いで原油価格の見通しを引き上げている。ゴールドマン・サックスは3月・4月にブレント原油が平均110ドルになると予測しており、JPモルガンは第2四半期平均100ドル、第3四半期90ドルを見込む。ブレント原油の直近価格は1バレル107ドル台、WTIは93ドル台で推移している。
世界の原油供給の20%が通過するホルムズ海峡の封鎖が続く中、国際エネルギー機関(IEA)が主導する緊急備蓄放出(4億バレル)もフル効果を発揮できていない状況だ。各国政府は代替調達ルートの確保を急いでいるが、供給の構造的制約が解消されない限り、エネルギー価格の高止まりが続くとの見方が強まっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters・Bloomberg