ニュースマーケット・相場観
日本株「試練の4月相場」、エネルギー高と円安で底打ちの音はまだ遠く

日本の株式市場は4日、エネルギーコストの高止まりと円安の進行が重なる中、4月相場が一段の試練に直面するとの見方が広がった。日経平均株価は今週も下値圧力が続き、市場関係者の間では「底打ち確認の音がまだ聞こえない」と慎重姿勢が支配的だ。ホルムズ封鎖長期化による輸入コスト上昇が企業収益を圧迫するとの懸念が払拭されないことが主因で、特に輸送・食品・素材セクターへの影響を織り込む動きが続いている。
外国為替市場では円相場が不安定な動きを続けており、日本政府が為替介入に踏み切る姿勢を示しているものの、構造的な円安圧力を抑えるには至っていない。投資家の間では来週以降の企業決算シーズン入りを前に持ち高を整理する動きが見られ、特にエネルギー依存度の高い業種を中心に売りが先行した。
来週(4/6〜4/10)の日経平均予想レンジは5万〜5万5000円と試算されている。アナリストからは「イラン情勢や原油価格の動向次第では下方修正もあり得る」との声が上がっており、4月は方向性の見極めが難しい局面が続きそうだ。