ニュースマーケット・相場観
日経平均が取引時間中の最高値を更新、一時5万9500円台突破(続報)

16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前の取引で前日比1415円(2.43%)高の5万9549円59銭を付けた。2月26日に記録していた取引時間中の最高値(5万9332円)を上回り、史上最高値を更新した。アメリカとイランによる2週間停戦の期限延長を両国が検討しているとの報道を受け、投資家のリスク許容度が高まった。
前日にアメリカ株式市場で人工知能・半導体関連のハイテク株が上昇した流れが東京市場にも波及し、電子部品株を中心に幅広い銘柄が買われた。TDKや村田製作所などの電子部品関連株、ソフトバンクグループやトレンドマイクロも上昇した。外国人投資家による4月の資金流入が株高を後押しするアノマリー(経験則)も買いに弾みをつけた。
市場関係者は「米・イラン和平が現実になれば、日本株の次の上値目標は6万円」との見通しを示しており、和平交渉の進捗が今後の株価の行方を左右する。一方で企業業績への影響や原油高の長期化リスクは残存しており、楽観一辺倒ではない慎重な見方も根強い。