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ナフサ不足「このままでは6月に詰む」識者が警鐘 政権の対策アピールにも逆風

化学原料のナフサ不足について、識者が「このままでは6月に詰む」と公言した発言が波紋を広げている。東京新聞は2026年4月25日付で、政権が反論や対策をアピールしても現状が好転していない実情を報じた。ホルムズ海峡封鎖の長期化で原油・ナフサ調達が滞り、化学産業の生産現場で深刻な目詰まりが生じている。
ナフサは石油精製で得られる原料で、エチレンやプロピレンなど石油化学製品の出発材料となる。日本の化学メーカーは原油の総量はあるはずなのに、精製・流通段階で必要量が行き渡らない状況に直面。三菱ケミカルや住友化学などの大手は5月以降の生産計画を見直し始めた。
高市政権は緊急対策としてエネルギー補助金の延長や代替調達ルートの確保を打ち出すが、識者は「個別企業の在庫が尽きる6月までに調達網が再構築できなければ、自動車向け樹脂部品や家電プラスチックの供給網が一気に止まる」と警告。化学業界は5月の連休明けが正念場となる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:東京新聞デジタル