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ユーロ圏4月CPIは3.0%で1年7ヶ月ぶり高水準 Q1 GDPは+0.1%でスタグフレーション色強まる

欧州連合統計局(Eurostat)が4月30日に発表した4月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比+3.0%となり、3月の+2.6%から急上昇して2023年9月以来およそ1年7ヶ月ぶりの高水準となった。CNBCが伝えた。ECBの2%目標を大幅に上回り、市場予想の+2.9%も超えた。同時公表された第1四半期GDP速報値は前期比+0.1%にとどまり、ユーロ圏経済が成長停止と物価加速のスタグフレーション局面に入った可能性が浮かび上がった。
物価上昇の主因はエネルギー価格で、前年比+10.9%と3月の+5.1%から倍増した。ホルムズ海峡封鎖を背景に、ブレント原油は4月30日午前に1バレル126ドル超と4年ぶり高値を一時更新した。一方、変動の大きい食品・エネルギーを除くコアインフレは+2.2%と前月から横ばいで、賃金・物価スパイラルへの広がりはまだ限定的とされる。
ドイツのCPIは前年同月比+2.9%で2024年1月以来の高さ、スペインは+3.5%で2024年6月以来の高さに達した。経済学者ベレンベルクは「ホルムズ封鎖が続く限り、ユーロ圏とイギリスはスタグフレーションに陥る公算が大きい」と警告した。ECBは5月8日の理事会で政策金利を2.0%に据え置く可能性が高いが、賃金・物価の波及効果が表面化すれば引き上げ圧力に転じうる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC