ニュース規制・税制・政策
オーストラリア準備銀行、3会合連続で25bp利上げ 政策金利4.35%へ 中東原油高がインフレ加速

オーストラリア準備銀行(RBA)は2026年5月5日、金融政策理事会で政策金利(キャッシュレート)を25ベーシスポイント引き上げて4.35%とすることを8対1の分裂採決で決定した。Yahoo Finance Australiaが伝えた。2026年に入って2月・3月に続く3会合連続の利上げで、2025年に実施した3回の利下げ分は完全に相殺された格好だ。前回4.35%水準到達は2008年以来約18年ぶり。
RBA理事会は声明で「中東情勢がインフレに影響を及ぼしている。燃料価格の上昇がインフレに加わり、財・サービス価格全般への二次的効果が広がる兆候がある」と指摘。3月までの12カ月のオーストラリア消費者物価指数は4.6%上昇とRBAの目標2〜3%を大きく超過しており、中東紛争の長期化シナリオでは「物価圧力がさらに上振れし、追加引き締めが必要になる」可能性も示した。
ミシェル・ブロック総裁は記者会見で「現在の金利は若干引き締め的で、イラン戦争の展開を見極める余地を与える」と述べる一方、燃料危機の二次的効果による更なる利上げに含みを残した。Westpacは6月・8月のさらなる25bp利上げを予測しており、その場合キャッシュレートは4.85%に到達する。豪ドル円は112円台前半で乱高下し、Macquarie BankとUbankが住宅ローン金利の引き上げを即時表明した。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Yahoo Finance