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円ショート1ヶ月最小、10兆円介入で投機筋ベア後退

レバレッジドファンドの円ショートポジションが過去1ヶ月で最小となったことが、5月11日に公表された米商品先物取引委員会(CFTC)データで明らかになった。5月5日までの週でネット円売り建ては6万1340契約、約49億ドル相当に縮小し、アセットマネージャーも1万3839契約削減してネット1万653契約まで圧縮された。
財務省と日本銀行は4月30日のゴールデンウィーク入りから連続して円買い介入を実施し、累計約10兆円規模に達したとBloombergが日銀勘定の分析から推計した。三村淳(みむらあつし)財務官は介入を確認しないとした上で「投機的動きに対しあらゆる手段で対応する用意がある」「国際通貨基金のルールが介入の頻度を制限することはない」と発言した。円は5月7日水曜に10週間ぶり高値の1ドル155円04銭をつけたが、5月11日月曜時点では0.2%下落して1ドル157円06銭まで反落している。
アリアンツ・グローバル・インベスターズのシニア・ポートフォリオ・マネージャー、ステファン・リットナー氏は「介入リスクと当局の強い警告により、1ドル160円付近での円安追随は魅力を失った」と指摘した。介入は短期的なショート巻き戻しを促したものの円安の根本要因は変えておらず、再び1ドル160円方向へ戻れば再介入リスクが高まる構図が続いている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg