ニュースマーケット・相場観
日本2025年度経常黒字34兆5200億円・3年連続で過去最高を更新

財務省が5月13日に発表した2025年度(2025年4月〜2026年3月)の国際収支統計(速報)によると、経常収支の黒字額は前年度比15%増の34兆5200億円となり、3年連続で過去最高を更新した。財貨貿易の黒字転換と、円安を背景とした海外投資収益の拡大が支えとなった。
主要構成項目をみると、海外投資収益を示す第一次所得収支は前年度比2.1%増の42兆2800億円。財貨貿易収支は1兆3600億円の黒字となり、前年度の3兆300億円の赤字から大きく好転した。内訳では輸出が前年度比3.3%増の111兆3500億円、輸入が0.8%減の109兆9800億円。
3月単月の経常黒字は4兆6800億円。日本の対外純資産は新興国に対する直接投資の積み上げで規模を増しており、円安局面で本国へ送金された配当・利子が黒字を押し上げる構造が定着している。エコノミストの間では、追加為替介入の余力を温存する材料としても評価されている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Xinhua