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日本国債利回りがTopix配当利回りを2007年以来最大幅で上回り・株式から債券へ資金シフト示唆

日本国債の利回りがTopixの配当利回りを2007年以来最大の幅で上回ったことが5月18日のBloomberg分析で明らかになった。長年にわたり国債利回りが極めて低かった日本では株式の配当利回りが国債利回りを上回る状況が常態化していたが、日本銀行の利上げサイクルとインフレ持続を背景に「Yieldless(利回り無き世界)」と呼ばれた時代の構造が完全に逆転した形となる。
10年物国債利回りが2.8%に達し1996年10月以来の高水準となる一方、Topixの配当利回りは約2.1%にとどまり、両者のスプレッドは2007年のリーマンショック前の水準まで拡大した。インカム志向の機関投資家にとって、日本国債が配当株式と直接比較される魅力的な選択肢として復活したことを意味する。
野村証券のストラテジストは「日本の年金基金・生命保険会社の資産配分が長期的に株式から国債へシフトする可能性がある。特に超長期債利回りが財政懸念で大きく動く中、保有期間とリスク特性のバランスが見直される局面に入った」と分析した。Topix構成銘柄全体での自社株買いと増配の流れが続く可能性はあるものの、相対的な魅力低下は明らかである。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg