ニュースマーケット・相場観
日経平均が急落し円が1ドル160円台、ハイテクと中東懸念で
6月8日の東京株式市場で、日経平均株価が急落した。前週末のアメリカ市場でのハイテク株の大幅な下落を受け、半導体関連を中心に売りが広がった。外国為替市場では、円相場が1ドル160円台まで下落した。
日経平均は3日続落となり、経済回復と人工知能の供給網拡大に支えられた長期の上昇局面から、年初来の上げ幅が縮小した。財務省のデータによると、外国人投資家による日本株の売り越しは前週、年初来で最大となり、機関投資家の資金流出が加速している。円安が外国人投資家の日本株への意欲を弱め、2週連続の売り越しにつながった。
円は、過去に通貨当局が介入したことのある節目の160円に再び達した。日本のこの日の株価急落と、韓国市場でのサーキットブレーカー発動が重なり、今年のアジア太平洋の株式市場で最も強い調整局面となった。投資家は、日本銀行の6月会合での利上げ判断などを注視している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters