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日銀、来年度の国債買入テーパー一時停止を検討
日本銀行が来年度以降も国債買い入れを現行ペースで維持することを検討していることが、2026年6月9日に関係者の話で明らかになった。量的引き締め計画の転換点となる、テーパー(段階的縮小)プロセスの一時停止を意味する。
ただし、この決定は微妙な判断になる見通しだ。9人の政策委員会は、投資家の不安を和らげることを重視する委員と、巨額のバランスシートを縮小するため買い入れを着実に減らす必要があると考える委員との間で割れているとされる。6月15日から16日の会合で、日本銀行は3月までの国債買い入れ縮小計画を見直し、2027年度以降の新たな計画を策定する。
背景には、長期金利の急上昇への懸念がある。財政悪化やインフレへの懸念から、10年物日本国債利回りは先月、30年ぶりの高水準となる2.8%まで上昇した。市場参加者の間では、急激な利回り上昇が投資家の国債購入を困難にしているとの声が出ており、政治的な逆風もテーパー停止を後押しする要因とみられている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters