ニュースマーケット・相場観
アジア株が反発、押し目買いで上昇も債券は軟調

2026年6月9日のアジア株式市場は、前週の急落を受けた押し目買いに支えられて反発した。一方で債券市場は軟調に推移し、利回りが上昇した。中東情勢の緊張緩和への期待と、人工知能関連株の回復が投資家心理を改善させた。
韓国総合株価指数(KOSPI)は4.4%上昇し、アジア株は3日続落に終止符を打った。前週はアメリカの好調な雇用統計が人工知能関連の高値株への売りを誘い、世界の株式市場が下落していた。イランとイスラエルが攻撃の停止に合意したとの観測も、リスク選好の改善につながった。
ただ、株価の反発は限定的との見方もある。金利上昇や原油価格の動向、相次ぐ新規株式公開(IPO)が市場の重しになるとの指摘があり、投資家は慎重な姿勢を崩していない。地政学リスクが従来の投資戦略を覆す中、債券市場では転換点を探る動きが続いている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters