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Anthropic、米政府のAI輸出規制で規制解除へ交渉

アメリカの人工知能企業Anthropicが、トランプ政権による輸出規制で最新の人工知能モデルへのアクセスを停止された問題を巡り、規制解除に向けて政府と交渉していることが分かった。商務省は国家安全保障上の権限を根拠に、Anthropicの「Mythos 5」と「Fable 5」へのアクセスを、アメリカ国外を含む全ての外国籍者に対して停止する輸出管理指令を出した。同社の外国籍従業員も対象に含まれる。
指令を受け、Anthropicは順守のため両モデルを全顧客向けに突如停止せざるを得なくなった。Fortuneなどの報道によると、規制発動の発端はAmazonのジャシー最高経営責任者(CEO)が、自社の研究者が一連のプロンプトを用いてMythos系モデルから本来制限されているサイバー攻撃に関する情報を引き出せたとして、政権高官に懸念を伝えたことだった。週末にはAnthropicの技術幹部がワシントンを訪れ、ホワイトハウス当局者と会談した。
商業利用が広がっている人工知能モデルへのアクセスを政府が輸出管理で停止したのは初めてで、規制を巡る政策論争を象徴する事態となっている。欧州委員会は規制が「差別的であってはならない」と警告し、カナダのカーニー首相も大手テクノロジー企業への依存リスクを指摘するなど、外交的な波及も広がっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Financial Times