ニュース規制・税制・政策
5月の消費者物価1.5%、コアは1.4%にとどまり日銀目標下回る

日本の総務省が6月19日に発表した5月の全国消費者物価指数によると、変動の大きい生鮮食品を除くコア指数は前年同月比1.4%の上昇となり、4月から横ばいだった。市場予想と一致した。生鮮食品とエネルギーを除くコアコア指数は1.8%上昇と、4月の1.9%から鈍化した。総合指数は1.5%上昇し、4月の1.4%から小幅に加速した。
コアインフレ率は日銀が物価目標とする2%を4カ月連続で下回り、約4年ぶりの低い水準となった。Bank of Japanは今週、政策金利を1995年以来の高水準となる1%へ引き上げたばかりで、今後数カ月でインフレが加速するとの見方から追加利上げの用意があると警告していた。
Bloomberg Economicsのエコノミストは、5月の物価データは日銀のインフレ鈍化観を裏付けるとし、7月会合では金利据え置き、10月に追加利上げの可能性があると指摘した。ただ円安が輸入物価を押し上げ、物価上振れリスクとなるとの慎重論もある。日銀の次回会合は7月30〜31日に予定されている。