ニュースマーケット・相場観
ドルが13ヶ月ぶり高値、Fed利上げ観測とテック株安で逃避買い

外国為替市場で6月24日、主要通貨に対するドル指数が一時101.51まで上昇し、2025年5月以来およそ13ヶ月ぶりの高値をつけた。世界的なテクノロジー株の急落を受けた安全資産としての需要に加え、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測の高まりがドルを押し上げた。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチによると、7月会合での利上げ確率は1週間前の8.5%から36%へ、9月会合では29.1%から70%超へと急上昇した。FRBのケビン・ウォーシュ議長をはじめ当局者がタカ派的な姿勢を強めており、アメリカ経済が底堅さを保つなかでインフレ抑制を優先する見方が広がっている。
円相場は1ドル161円台後半で推移し、1986年以来の安値圏にとどまった。元日本銀行審議委員の白井さゆり氏は、FRBが年内に利上げすれば円は1ドル165円まで下落しうると指摘した。市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が引き続きくすぶっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters