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日銀・田村審議委員、数カ月ごとの利上げ提唱 中立金利2%へ加速も辞さず

日本銀行の田村直樹(たむらなおき)審議委員は6月25日、兵庫県神戸市での講演で、政策金利を数カ月に一度のペースで引き上げ、中立金利とされる2%程度へ近づけるべきだと述べた。日銀は同月、政策金利を31年ぶり高水準となる1%へ引き上げたばかりで、田村審議委員はそれを上回るタカ派姿勢を鮮明にした。
田村審議委員は、企業が輸入コストの上昇を2022年のロシアによるウクライナ侵攻後よりも速く、広範に価格転嫁していると指摘。基調的な物価上昇率はすでに2%に達し、中東情勢にかかわらず上振れリスクに注意が必要だと警告した。当面は0.25%ずつの利上げを基本路線としつつ、上振れリスクが高まれば利上げの頻度や幅を増やし、ためらわず加速させる必要があるとの考えを示した。
田村審議委員は4月会合で利上げを提案して否決された3人のうちの1人で、審議委員のなかでも特にタカ派とされる。円が約40年ぶりの安値圏にあることが、日銀の追加利上げ圧力を一段と強めている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters