ニュースマーケット・相場観
東京6月コアCPI1.6%に加速、トレンド指標1.9%で日銀7月利上げ観測強まる
東京都区部の6月消費者物価指数で、生鮮食品を除くコア指数が前年同月比1.6%上昇し、5月の1.3%から加速した。全国に先行する指標として注目される東京都区部のデータで、エネルギー価格の上昇が電気・ガス料金を通じて他の品目へ波及し始めた兆候が示された。
生鮮食品とエネルギーをともに除く「トレンド」指標は前月の1.6%から1.9%へ跳ね上がり、日本銀行が重視する基調的な物価上昇圧力が目標の2%に接近した。原油価格の上昇が時間差で電気・ガス、さらに食品など幅広い分野へ転嫁されつつあるとの分析が出ている。
今週、日本銀行は政策金利を1%へ引き上げ、1995年以来の高水準とした。植田和男(うえだかずお)総裁率いる日本銀行は7月の会合で物価見通しを点検する予定で、トレンド指標の上振れは利上げ継続の論拠を補強する。市場では2〜5年物国債利回りや円相場が反応しやすいとの見方が広がっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:The Business Times