ニュースマーケット・相場観
米国株、2020年以来最高の四半期で上半期終える 半導体ラリーが牽引

6月30日のニューヨーク株式市場で、S&P 500とNasdaq総合指数がそろって2020年以来最高の四半期上昇を記録し、2026年上半期を高値圏で終えた。ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新し、過去5年で最高の上半期となった。半導体関連株の記録的なラリーが相場全体を押し上げた。
上昇の原動力となったのは、人工知能インフラ投資の拡大期待を背景とした半導体銘柄への資金流入だ。フィラデルフィア半導体指数は四半期ベースで過去最高の上昇率を記録し、AMDは一時7%超上昇して時価総額1兆ドルの大台に迫った。イラン戦争という地政学リスクを抱えながらも、投資家心理は総じて強気を保った。
一方、市場では急ピッチの上昇に対する警戒感もくすぶる。ウォール街の強気派の一部からも、10〜20%の調整を招きかねない複数のリスク要因を指摘する声が出ている。7月1日のアジア時間には、Warsh議長率いるアメリカ連邦準備制度理事会の講演を控え、投資家は次の材料を見極めようとしている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:WSJ