ニュースマーケット・相場観
米国株、独立記念日明けもラリー継続の兆し FOMC議事録に市場の視線

アメリカの株式市場は、独立記念日の連休明けとなる7月6日、前週の好調な流れを引き継ぐ展開となった。S&P 500とナスダック100の先物はそろって上昇し、前週に主要指数が最高値圏で取引を終えた勢いを維持している。7月2日に発表された6月の雇用統計が市場予想を大きく下回り、利上げ観測が後退したことが引き続き相場を支えている。
投資家の視線は、日本時間の今週半ばに公表される連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録に向かっている。ケビン・ウォーシュ議長は物価安定を最優先する姿勢を繰り返しており、議事録から利上げ再開の可能性を探る動きが強まっている。休暇で薄商いとなるなか、財務省の国債入札も相場の変動要因として意識されている。
一方で警戒の声もある。Bank of Americaは、投機が極端な水準に達しつつあるとして株価の調整を予想し、年末のS&P 500目標を7100と、前週終値から5%下振れする水準に据え置いた。半面、人工知能関連の半導体株は前週の急落から反発しており、今週発表されるサムスン電子の決算やSK Hynixの米上場が、過熱懸念を和らげる転機になるかどうかが焦点となっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC / Bloomberg