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金相場が2週間ぶり高値、米利上げ観測の後退で ウォール街の予想は割れる

金の国際価格が7月6日、2週間ぶりの高値圏で推移した。7月2日に発表されたアメリカの6月雇用統計が市場予想を大きく下回り、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が後退したことが背景にある。金利を生まない金は、利上げ観測が和らぐと投資妙味が増す。金利に敏感な2年物アメリカ国債の利回りが低下したことも、金の買いを支えた。
もっとも、今後の見通しについてはウォール街の主要銀行の予想が大きく分かれている。JPMorganは中央銀行の旺盛な需要とマクロの不確実性を理由に、2026年第4四半期までに1オンス6000ドルへの上昇を見込む。UBSは今後1年で5200ドルを目標とし、モルガン・スタンレーも下期に5200ドルを予想するが、上場投資信託(ETF)への資金流入の拡大が前提だとした。一方、Bank of Americaは投資家需要の減退を理由に、年末の予想を4800ドルへと引き下げた。
Goldman Sachsは、金がこの4カ月で急落したことは長期的な強気シナリオの終わりを意味しないとして、2026年末の目標を1オンス4900ドルに据え置いた。同社は各国中央銀行、とりわけ新興国の外貨準備の多様化に伴う買いを構造的な支えとみる。世界金評議会の調査では、回答した中央銀行の89%が今後1年で世界の金準備が増えると予想している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters / CNBC